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日々、webをながめてうろうろしていると、思わぬところで国際郵便の情報をみつけることがある。 そうした情報のなかから、とりあえずメモしておこうというものを残しておく。 そのほか、その時々のスポット情報やトピック的なもの。



トピック



備忘録という名のヒトリゴト
						

2013/10/9 ずいぶんご無沙汰してしまったなぁ・・・ その間にあったこと。 ■インド洋沖で船舶沈没による船便郵便物の損失。 これまでにもときどき、空港火災による損失だとかちらほらあったけれども、船舶沈没はインパクトがありすぎた。 差出人に連絡のとれたものは、補償の案内があった模様。 ■ロシアあて郵便物が相変わらず遅延情報が出たまま。 通関事情からの遅れがひどい。 それでも通関場所を分散させるなど、対策はとられたようだ。 一時期よりもいくぶんマシになってはいる。 ■ケニアで空港火災による運送遅延情報。 この情報が出たおかげで? 送達網の一部が判明した感じがする。 アフリカあての場合、空輸での方法での便の継越しが2-3度行われる。 もちろん継越し回数の多い地域は届くのが遅め。 ■チリ郵便事業体のストライキによる運送遅延情報。 外国だとストも影響するけれども・・・実はスト情報がまともにあがってくることの方が少ない。 ストが起きやすい国はあるわけであり。 ■国際返信切手券のデザイン変更。 何の変哲もないようだが、使用期限がある。 デザイン変更=使用期限が近い。 新しいものがすでに発行されている。 ■フランスあてSALの送達遅延。 日本郵便が依頼していた航空会社が搭載をあやまっていたという方法。 航空会社からその連絡があるまで対応していなかったようだ。 荷物が遅いという利用者からの指摘や問い合わせで事前に察知できたかもしれないが、SALだったことが痛い。 EMSであれば発覚はもう少し早かったかもしれない。 ■タイがまた洪水で。 今回はバンコクは大丈夫らしい。 ざっくり出してみたけれども・・・ これからの季節は、年末年始。また運送遅延が続く季節になっていく。 例年、中国広州あたりを行き来する荷物はこのくらいの季節から遅くなっていく。 9月半ばの中秋から、10月の国慶節、さらに台風が航空機の運航を妨げる。 また、取扱量も増えていくことから、現場混乱がおきるようで、 あとから出されたものが先にきたりということが多くなっていく。 つまりはいつ届くかまーーーったくアテにならない季節がまた巡ってきた。 中国相手の物流はある程度の諦めが必要な気がする。
2013/6/5 ■まったく確証のない裏どりしていないメモ 海外の郵便局から荷物が発送されていたとしても、郵便局から配達されるとは限らない。 米国:USPS  フェデックスの受付をしている模様  追跡番号のケタがあきらかに国際郵便のものではないため判別しやすい イタリア  追跡番号が「Z」から始まるものは、郵便局での扱いではない  はっきりしないがUPS??  Paccocelere Internazionale というサービス名称らしい  国際郵便の場合、 Pacco Ordinario これは追跡番号がCから始まる フランス:クロノポスト  追跡番号が「X」から始まるものは、郵便局での扱いではないぽい  運送会社不明、ヤマト運輸?? 中 国  追跡番号が「CT」から始まるものは、郵便局での扱いではない  中国のEMSを扱う追跡サイトで追跡情報が確認できるが、そもそも国際郵便の場合、C始まりのものはEMSとはみなされない。  これは中国郵政のサイトに明記されており、TNTの扱いのようだ 韓 国  ごくまれに、TNTの扱いのものがあるようだ・・・いまのところ追跡番号から判別方法がない  韓国の追跡サイトに入力しても、日本郵便HPの追跡サイトに入力して情報が表示されない場合に考えられる  (時間経過後に日本郵便HPに表示される場合もあるため、経過の確認必要) ■まったく確証のない裏どりしていないメモ・其の二 フランス:コリシモから出されている、国際小包の追跡番号がおかしい件 国際小包は一般に各国「C」からはじまる13ケタの追跡番号を付ける これはUPU条約のうち国際小包の詳細を定めた施行規則に、 国際小包の場合の追跡番号を「C」はじまりのもので例示しているものを踏襲しているようだ フランスのコリシモから国際小包を出した場合も、 フランスの郵便局ではこのCからはじまる追跡番号を発行している コリシモのHPの追跡サイトでは、ちゃんと追跡情報を確認できるのだが、 なぜか日本郵便HPに情報が表示されないことがある 理由は不明なのだが、フランス国内で処理上、どこかの段階で追跡番号が「変換」されている可能性がある 正しいかどうかまったくわからないが、この意味不明な「変換」には法則(クセと言った方が適切か)があるようだ その法則に則って追跡番号を「工夫」してから、日本郵便HPで追跡すると、情報が表示される場合がある  1. 追跡番号のはじめの「C」を「E」に変換   CX始まり → EXに変えてみる   CK始まり → EKに変えてみる   等、いくつかパターンがあるようだ   理由は不明だが、・・・手クセで手書きで発行している控えのEがCに見えたものを、   差出人が間違えて受取人に伝えているだけじゃね?と邪推したくなる(あくまで邪推)  2. 追跡番号が「CC」からはじまる場合「EB」に変換   まったく意味不明でさっぱりわからないのだが、ときどきこれで追跡できることがあるから不自然きわまりない   あくまで現時点でのクセなので、今後また違うパターンが出る可能性あり 注意事項としては、現地フランスで追跡番号を変換したばかりだと、 法則にのっとっていても、追跡情報が表示されない この場合は単純に数日待てば、情報が確認できるようになる また、あくまで予測にすぎず、追跡情報で「あて名」が確認できない以上、 実際に手元に届いてみるまで、正しい情報であるか確めるすべがない
2013/5/20 祝日というものが、国際郵便に影響がある。 海外の郵便事業体は、祝日に配達していないことも多いもの。 東洋では仏教や儒教にちなんだ祝日。 中東ではイスラム教にちなんだ祝日。 西洋ではキリスト教にちなんだ祝日。 もちろんそれ以外にも各国、何かの記念日・・・国の英雄や代表者、君主などの誕生日や独立や終戦に関係したもの。 ほかにも季節のイベントに関係するものなど、さまざま。 さて、日本ではGWや年末年始など長期の休みでも、意外と日本郵便は配達などしてくれる。 多少、交通渋滞で荷物が送れようと、ちゃんと運んでくれるもの。 ・・・いちばん影響があるのは、「税関」。 国際郵便における「関所」はなかなかお堅いので、一部業務しかしていない。 ので、休み明けはとにかく荷物が滞留していて遅くなる。 さて。 というわけで、キリスト教関連の祝日が、今年は5/19にあったようです。 ただ、国によってはこの日曜日にあたる祝日を、月曜日も休み、としているところがある。 このため一部のキリスト教の方々が多そうな国では、5/20の月曜日は税関も郵便事業体もお休みしているぽい。 もちろん国によるものではあるけれども、いつもなら届くのに届かないってときは、祝日が絡んでいたりする。 日本は東洋的なお休みがやや多めなので、西洋のお休みがいつごろなのか、日本人にはイメージしにくいかも。 5/19:  聖霊降臨祭 ・・・復活祭(イースター)の50日後のお休み、実際は7週間後の日曜日。 例年この休みは移動し、固定ではない。西方教会と東方教会でわりと日付が違ったりする。 欧州では翌月曜である5/20も国指定の公休日・祝日扱いとしている国がある。
2013/5/15 最近ロシアの郵便事情はひどいなぁ。 追跡サービスの不具合のほか、遅延情報まで。 http://www.post.japanpost.jp/int/information/2013/0515_01.html 「 ロシア郵便事業体から、税関検査の強化に伴い、同国のモスクワの国際空港及び国際郵便交換局において、郵便物の処理に遅延が発生している旨の通知がありました。 このため、ロシアあて航空扱いの郵便物については、当分の間、送達に遅延が生じる見込みです。 また、同地域から差し出される日本あて郵便物についても、同様に遅延する可能性がありますので、予めご了承願います。 」 「 ロシアあて郵便物については、2013年5月13日にモスクワ交換局で発生した火災に起因して同国の郵便追跡システムに障害が生じており、追跡検索ができない状況となっておりますので、お知らせいたします。 また、この障害に伴い、当分の間、同国における郵便物の取扱いに遅延が発生する見込みです。 なお、同国から差し出される日本あての郵便物についても、同様に追跡検索できず、送達が遅延するおそれがあります。 ロシア郵政へは早急な改善を申し入れております。改善されるまでの間、ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。 」 ・・・これのひどいところは、今だけじゃなくって、『普段からひどい』こと、 そして決していつもよりひどいってことじゃない、ってこと。 いつもよりも「マシ」なことは、『情報が発表されたこと』 ロシアの郵便・通関事情は、全部まとめて【 遅い 】に尽きる。
2013/5/8 別送品 : Unaccompanied baggage 海外から帰国するときに、別途自宅あてに送った荷物のこと 主に、入国の際に税関に申告しておくことで、荷物に対しての免税を求めることに対して、 一般に「別送品」と呼ばれている。 自分宛の荷物でなくてはならないこと、また入国の際に別送品申告をしておくこと、 さらに、該当の荷物の外装やインボイスに「Unaccompanied baggage/別送品」と書きこんでおくことが条件。 国際郵便の場合、インボイスだけに書くのでは、税関での見逃しの恐れがあるため、 荷物の梱包・外装にものすご大きくでかでかでかでかと書いておいた方がいい。 国によってはこの別送品という通関制度自体がなかったりする。 事前にその国の税関に問い合わせた方がいい。 また引越の家財などの場合にや一時的な留学などの滞在に対して、また別途に免税する制度があったりもする。 このあたりも国によりけりなので、税関へ詳細確認が必要。 ・・・制度としてはその国の税金に関係する制度なので、郵便局ではあまり詳細の情報は得られない。 また郵便以外の宅配の場合には、宅配業者によっては取扱のないこともありうる。
2013/5/5 日本郵便HPで、中国あて・中国来の郵便物の追跡サービスに不具合あり。 追跡結果の表示がされず、日本に到着後の情報からしか確認できない状態がこの2週間ほど続いている。 EMSの場合は中国のEMSサイトで確認できるため、実はあまり困らない。 国際書留や国際小包の場合、中国郵政のサイトでも表示されていないことがあるためやっかい。
2013/4/29  ここのところ日本郵便HPに、中国広州近隣の遅延情報が出ている。 http://www.post.japanpost.jp/int/information/2013/0426_01.html 「 2013年4月26日 下表の地域あて航空郵便物(国際スピード郵便を含みます。)は、 中国への輸入郵便物の急増等に伴い、中国での税関検査に通常よりも時間を要するものとなっており、 送達に遅延が生じるおそれがあります。 」 またか。この地域は繰り返すなぁ。



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